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全員に同じ物を贈るよりも1人1人を考えて
その人にあった引き出物を贈り分けしてみよう!
カテゴリ:【 引き出物・カタログギフト 】
結婚式の引き出物というと、かつては全員に同じものを一律に贈るというのが一般的でした。
しかしながら、今の時代はそれぞれの個性を尊重する時代です。
そういった時代の変化の中で、最近では引き出物においても、ゲストそれぞれに合ったものを贈り分けするというのが一般的になりつつあります。
ここでは、引き出物の贈り分けについてお話していきましょう。
実際に今は贈り分けをする方は多くなっている
引き出物の贈り分けは、ゲストをランク分けするというイメージから、抵抗感を持っている方もいるかもしれません。
しかしながら、すでに引き出物で贈り分けをしている方というのは年々増えてきており、増加傾向にあります。
全体の8割以上の方が贈り分けをしているともいわれているのです。
一般的にそれぞれで違ったものを贈り分けするとなると、内容を比べてゲストがいやな気分になるのではないかと不安になるかもしれません。
しかしながら、その一方で、ゲストおひとりおひとりに合った引き出物を選ぶことによって、満足度というものを高めていくことができるというメリットもあるのです。
全員に同じものを贈るより、自分にとってだけでも嬉しいものをもらったほうが喜びも大きいのです。
なぜ贈り分けをしたほうがいいのか
贈り分けというのは、冷静に考えると非常に合理的でもあります。
改めて考えてみればわかりますが、参加いただくゲストの方の年齢m性別、好みというのは本当にバラバラで同じ人は一人としていません。
しかも、それぞれの方がご祝儀としてお金を包んでくれているのですが、その金額というのも立場によって異なってきます。
極端な話をしてしまえば、1万円のご祝儀をくれたゲストの方と、10万円のご祝儀をくれた方に同じ引き出物を渡すというのは、10万円いただいた方に対しては失礼になってしまいます。
引き出物はご祝儀に対するお礼という意味も少なからず含まれています。
そういったお礼が全員共通というのは、実はおかしな話なのです。
基本的にゲストの方には、気持ち良く過ごしてもらいたいものですし、何よりも来てくれたことへの感謝の気持ちを伝える必要があります。
そういったことを考えると、それぞれのゲストの方に合ったものを選び、贈り分けをしていったほうが安心なのです。
ただし、金額が違うと感じさせない配慮も必要
それぞれのゲストに適した引き出物を選択することは非常によいことなのですが、あからさまに金額が違うというのがわかってしまうのは、やはりゲストの方も良い気分ではないかもしれません。
そのため、それぞれのゲストの方に適した引き出物を選びつつ、その金額の違いがわからないように配慮をしていく事が重要になります。
同じ大きさのボックスやバッグに入れる、同じ種類のボックスやバッグにするといった気遣いはまずはしていきたいところです。
ただ、同じ大きさや種類のボックスやバッグに入れるとなると人によってはボックスやバッグの中に空間ができてしまい、若干淋しい印象を与えてしまうかもしれません。
そういったときに便利なのがカタログギフトです。
一般的な引き出物としてもカタログギフトというのは、喜ばれますし、今では定番のアイテムになりつつあります。
カタログギフトの場合には、金額が違っても大きさが同じになりますので、金額の差というものを感じさせることがありません。
もちろん、カタログギフト以外にも工夫次第で金額の差を感じさせないようにすることはできるでしょう。
贈り分けで気になる金額について
贈り分けをするときの金額についてですが、やはり立場によって引き出物にかける金額は異なってきます。
職場役員・主賓・恩師 | 10,000円~20,000円 |
---|---|
親族・上司 | 5,000円~10,000円 |
友人・同僚 | 3,000円~5,000円 |
もっと細かく分類することもできますが、基本的な分類はこういったところが相場になりますのでこの金額を目安に引き出物を考えていきましょう。
料金のイメージとしては、披露宴での料理の半分~3分の1が目安の1つと言われています。
仮に振る舞うお料理が1.5万円のコースのものであれば、いただくご祝儀の額などを考慮しながら、主賓10,000円、上司、7,000円、友人同僚:3,000円などで問題ないと言えるのではないでしょうか。
せっかく来ていただくゲストの方々に帰っても満足いただけるギフトを贈れるようにしっかりと引き出物選びをしていきましょう。
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