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ついやってしまいがちな引き出物選びの失敗の1つ
写真や似顔絵入りの食器のプレゼントは絶対に避けよう
カテゴリ:【 プチギフト , 引き出物・カタログギフト 】
結婚式は自分たちだけで行うものではありません。
そこにゲストの方々が参加してくださってこそ、成り立つイベントとも言えます。
そのため、大切なのがゲストへのおもてなしであり、ゲストが楽しく過ごせるという事を意識して企画・進行をしていく必要があります。
そんな結婚式で、たまに大きな勘違いをしてしまう方がいらっしゃいます。
その中でも最大の勘違いが、自分達の写真や似顔絵入りのものをプレゼントしようと考えてしまうことです。
他人の似顔絵入りの物をもらっても嬉しくない
もう結論だけ言えばこれに尽きます。
自分の立場になって考えてみれば、こんな事は火を見るより明らかで即断できるはずです。
好きなアイドルや芸能人ならまだしも、誰が好んで、毎日友人夫婦や会社の同僚夫婦の笑顔のお皿でご飯を食べようと思うでしょうか。
百歩譲って、身内であったとしても、それでもやはりキツイものがあります。
ゲストの事を考えて、ゲストに喜ばれる引き出物を贈るように心がける必要があります。
扱いに困るものは渡さない
もらったゲストがご夫婦だった場合、家に帰ってその食器を仮に使う場合、妻ではない女性の顔を毎日お皿で見るなんて事を考えたら、どんな気持ちになるでしょうか。
また、ひとり暮らしの方の場合でも同様です。
毎日毎日、そのお皿を使うことで、どういった気持ちになるのかというのをしっかりと考える必要があります。
そもそも似顔絵入りだから処分にも困る
仮にもらったのが一般的な食器であれば、言葉は悪いですがいらなければ処分すれば問題ありません。
今であれば、あまりよくないかもしれませんが、メルカリやオークション、フリーマーケットなどで、それらが欲しいという人の手に渡るという事も可能です。
ですが、似顔絵入りという場合はこれが不可能になります。
芸能人でもないただの一般人の似顔絵が入ったお皿など、誰も欲しがるはずがありません。
かといって、似顔絵が入っているからこそ、割ったりするのも憚れます。
使わないし処分したいけど、人の顔が入ってるからこそ割って処分するのもためらってしまう…
まさに似顔絵や写真入りの食器などは、害でしかないといっても過言ではないほどなのです。
自分達にとって良い事が、ゲストにとって良い事ではない
結婚式を挙げる時など、結婚準備の中には色々なところでウエディングハイ的な、気分が高揚したり幸せな気持ちが一杯で、つい冷静に考えられなくなる時がどうしてもあります。
そういう時に限って、自分達が良いと思った者は世界の全員が良いと思うに違いないという勘違いをしてしまいやすいです。
自分達の写真や似顔絵入りの食器類も同様です。
新郎新婦にとっては、とても喜ばれる事をしたと思っても、貰う側からしたら全くそんな事はありません。
もらったゲストの本心は、こんなもの貰って処分もし難いし、もらいたくない…というのが本音です。
もちろん、心の声は表に出ず、ありがとー。大切に使うねーといった社交辞令で言われるでしょうが、実際には帰った後は、ゲスト同士のみんなで、捨てる?どうする?と相談しているのが関の山です。
あまりお花畑的な脳の考え方ではなく、一歩引いた冷静に考える事が必要です。
自分達だけではなく、ご両親やウエディングプランナーとも相談し、これでゲストは嫌がらないかなども相談した上で決めるのがおすすめです。
結婚式の引き出物はゲストが料理の次くらいに楽しみにしている1つです。
その1つを台無しにしてしまうとなると、結婚式の評価は非常に低くなり、あの式は引き出物がやばすぎたね~なんて感想を漏らされてしまう事になります。
しっかりとゲストの事を考えた引き出物を選ぶためにも、自分達だけの考えで選ぶ事はやめましょう。
くれぐれも、食器などに限らず、似顔絵入り、写真入りのものを渡すのは避けましょう。
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