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長すぎても短すぎてもダメ
両親への手紙の文字数や長さはどれくらいが最適か
カテゴリ:【 両親への手紙 】
両親への手紙というのは、いわば結婚式のクライマックスシーンと言っても過言ではありません。
だからこそ、ひとりよがりの手紙ではなく、ご両親にも大勢のゲストの方にも感動していただけるようなものを書いていくべきと言えます。
そのために大切になるのが、内容はもちろんの事ですが、長さと時間も非常に重要になってきます。
ここでは、両親への手紙における最適な長さと時間について解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
両親への手紙の文字数・長さについて
両親への手紙の長さは、文字数としてカウントしたときに600文字~800文字程度におさまるものが望ましいと言えます。
ぱっと見、短く感じてしまうかもしれませんが、1000文字を超えてくるとやはり長くなってしまいますので、600文字でおさまらない場合には長くとも800文字くらいにおさめるよう心がけましょう。
読むものだからこそ、文字量も大切だけれど構成も大切
また、大切になるのは、ただ単に文字数として見るのではなく、実際に読んでみる事が大切です。
両親への手紙は両親はもちろんの事、参加ゲストの方へ自分の声で読んで、聞いてもらうものになりますので、文章の構成なども重要になってきます。
相手が手紙を見て黙読するのであれば、1つ1つの文章が多少は長くなっても読み返したりできるので問題ありませんが、実際に読んで聞かせるものになりますので、1つの文章自体は短めにまとめられるようにしておきましょう。
でないと、長すぎる文章は聞いている方からしてみれば途中で意味がわからなくなってしまう可能性が非常に高くなります。
読むときには、文章が短いほうが生き生きしてきますし、リズム感というものも出てきます。
読むことを前提にして、慣れない言葉、無理をして調べて使うような言葉も使わないということも大切です。
両親への手紙というと、非常に堅苦しいものをイメージする方もいるかと思うのですが、飾ることなく等身大の自分の言葉を使うべきです。
もちろん、友達との雑談ではありませんので、最低限のマナーやルールなど、そのあたりははき違えないようにしましょう。
あれもこれも詰め込んでは意味が無い
また、書き出したら止まらなくなるという人もいます。
どうしてもあれもこれもとエピソードを詰め込みたくなってしまうところも出てくるかもしれませんが、どんなに伝えたいことが多くともエピソードは1つか2つに留めておきましょう。
エピソードを増やしてしまうと、その分、手紙自体も長くなってしまいますし、文字数を意識しながらエピソードをたくさん詰め込むとひとつひとつのエピソードの印象が薄くなってしまいます。
エピソードを3個も4個も盛り込んでしまえば、聞いてる側も最初の話ってなんだっけ?となりかねません。
少数の選りすぐりのエピソードを、深く掘り下げるような形で手紙を書き、ほどほどの文字数におさめていくように心がけましょう。
両親への手紙の時間について
両親への手紙というと、結構な時間を取るものというイメージを持っている方も多いかもしれません。
確かに、せっかくの場だし長めにとって、感謝をしっかり伝えて感動のシーンとして仕上げたい!と考える人は多くいます。
しかしながら、長さによってはゲストの方が完全に白けてしまったり、そのゲストの方が長すぎるために携帯をいじりだしたり、もてあましたりする可能性もゼロではありません。
結婚式というのは、新郎新婦とそのご両親、そして、ゲストの方があってこそのものです。
やはり、ゲストの方が不快になってしまうほどの長い時間を取るのは好ましことではありません。
実際に、手紙を読み上げたとして2分から3分ほどになるのが望ましいでしょう。
もちろん、書き上げた手紙の朗読というのは事前に何度も練習することになるかと思いますが、本番というのは本当に何がどうなるかわからないものです。
特に多いのが、手紙の朗読の途中で、昔を思い出したり感極まって泣いてしまうというパターンです。
やはり、この可能性を考えた上で、ある程度の時間にバッファを持たせて考えておくようにしましょう。
もちろん、一生に一度の結婚式ですから感情が高ぶってしまうのも仕方ありません。
しかしながら、泣き続けて手紙を読めないのでは、それはそれで誰も理解できなくなってしまい、どうしようもありません。
念のため、万が一のときのために代読に関する打ち合わせもしておきましょう。
また、朗読する際の読むペースも非常に大切です。
早口で朗読したのでは、早くに終了しすぎてしまいますし、聞く側からしても、全く理解できないまま内容も伝わらなくなります。
不自然ではない程度にゆっくりとしたペースで滑らかにしっかりと朗読できるようにしましょう。
読む前には、おふたりで実際に読んでみて、どうなのかといった予行演習的な事を繰り返しながら、最適な時間で、最適なペースで読める状態にして本番に臨むようにしましょう。
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