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失敗は許されない両家の顔の受付係
結婚式の受付係の役割や注意点をおさらいしよう
カテゴリ:【 結婚式の受付 】
結婚式の受付と言えば任せられる方は新郎新婦との関係も深く、信頼がおけると思われているはずで、いわば大役を任されているといっても過言ではありません。
そんなせっかくの信頼された依頼を、台無しにしないよう受付係についてもしっかりと知っておく必要があります。
結婚式の受付と言えば、ご祝儀を受け取るという大きな仕事も含まれますしそのイメージが強いかもしれません。
ですが、実際にはそれと同等、もしくはそれ以上に「両家の顔」としての役目があります。
結婚式において、重要な役割を果たす受付の心得と心がまえをおさえておきましょう。
そもそも結婚式の受付の役割とは?
受付というのは、結婚式や披露宴に出席するゲストを最初にお迎えするところになります。
つまり、挙式・披露宴含めた結婚式の顔でもあり、両家を代表する役目があるといえます。
そして、受付係は当日、新郎新婦や両家のご家族ご親族よりも先にゲストと顔を合わせることになります。
ゲストのみなさんに失礼のないように、新郎新婦や御家族の代わりに「本日は来てくださってありがとうございます」という気持ちで、お迎えしたいところです。
何よりも大切なのが笑顔と明るさ
ゲストに失礼のないように、気をつけたいことはいろいろありますが、まず最低限のこととして、「笑顔」を大切にしましょう。
結婚式や披露宴に招待されたゲストは、期待と緊張を胸に訪れるものです。
そんな彼らにとって、受付で笑顔で明るく迎えてもらう事ができれば、ほっとできます。
また、せっかくの結婚式です。
その場の雰囲気を明るくするのも大切なことですから、受付の人が笑顔でいるだけでも、その場が華やかになります。
両家の代表という重要な役目があるため、緊張してしまうという人もいるかもしれませんが、逆に、笑顔でいるという事が自分の緊張をほぐすことにも繋がりますのでぜひ笑顔でいるようにしてください。
ゲストの方を感謝の気持ちでお迎えしようと思えば、自然な笑顔が出てくると思います。
これから始まる結婚式がステキな式だろうな…と期待してもらえるような、あたたかい笑顔でゲストのみなさんに接しましょう。
両家の代表としての責任感をしっかりと持つ
受付は、単に結婚式のゲストを案内するだけではありません。
本来は受付をすべき新郎新婦は準備で出来ないため、その代わりにご祝儀や祝電を受け取ったり、芳名帳への記入をして来ていただいたゲストのご案内をするのです。
ゲストの方からのお祝いを預かるというのは、とても責任の重い仕事です。
しっかりと両家の代表としてその場にいるという事を自覚して、責任ある行動をとりましょう。
受付の役割は、他にも細かなことがたくさんありますが、とくに大事なのが、やはりご祝儀はお預かりしたら目を離さないこと、ご祝儀を受付においたまま席を離れないことなど、ご祝儀はイメージだけでなく金銭的な問題にも繋がってしまうため、しっかり意識して責任ある行動を心がけましょう。
明るいだけでなく清潔感のある印象も心がける
何度も言ってきたように受付係は、結婚式のいわば「顔」となります。
来ていただいたゲストも最初に会う人になり、イメージを受付係からしてしまう事すらあります。
ゲストは新郎新婦ともに知っているという方はそう多くはありません。
どちらかの知人や会社関係、親族で、どういった人付き合いでと言うことを知っている人はごく僅かです。
ですから、受付係の笑顔や清潔感、雰囲気などで、あぁいい人に恵まれているんだなと判断する人も少なからずいるという事を意識しておかなければなりません。
そのため、振る舞いや言葉使いに失礼がないように最低限のマナーを身に付けましょう。
また、服装や髪型、メイクなども、結婚式の雰囲気にふさわしく、ゲストに好印象を与えるものにしましょう。
意外と目に付くのが手
手はゲストの方の目に触れる機会が多いです。
特に、芳名帳への記入をお願いしたりする時のご案内に手で示しますし、ご祝儀の受け取りにも手で受け取ります、席次を渡す際にも手を使います。
このように、実は受付係はとにかく手が大事なのです。
そのため、ツメの手入れなどや指先の手入れなどをしっかりし、割れていたりさかむけがある状態の手などはくれぐれも避けるようにしましょう。
清潔感のある手になるように気を遣い、女性が新婦側の受付を担当する際には、あまり派手すぎないネイルをあしらうように心がけてください。
ゲストの方にもご両家の親族の方にも、好感の持たれる明るい雰囲気にするように心がけましょう。
しっかりと心の準備と段取りを
このように受付にはとても重要な役割が含まれています。
当日になって、慌てる事のないように、しっかり心の準備をしておきましょう。
また、ゲストが来られたら、ご祝儀を受け取ったら、トイレを聞かれたら、複数同時にこられたらなど、ある程度の段取りやシミュレーションなども心の中でイメージしておくと当日パニックになったり焦らずに済みます。
余裕をもって、会場に向かうのも大切なことです。
会場付近に何があるか、会場内のトイレの位置などのあらかじめ確認しておくと、安心して新郎新婦からも任せて良かったと言ってもらえる受付係になるはずです。
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