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ゲストをお迎えする言葉として、
席次表にひとこと、あいさつ文を添えましょう
カテゴリ:【 席次表 】
席次表は披露宴の受付でゲストの方一人一人に配るものです。
披露宴でのゲストの席位置をアナウンスするためや、ゲスト同士を紹介するために使われますが、ゲストが会場に到着して一番に目を通すものでのあります。
ですから、席次表にはゲストをお迎えする言葉として、「あいさつ文」を書くのが一般的です。
席次表は、ゲストが最初に目を通すもの
席次表は、ゲストが披露宴の始まる待ち時間に目を通すことが多いものです。
ゲストの席位置やゲストのプロフィールのほかに、新郎新婦の紹介やゲストへのメッセージを書いておくケースが多いです。
文には、出席してくださったゲストへの感謝の気持ちや今後も引き続いてのお付き合いをお願いするのが基本です。
席次表のあいさつ文を書くときの注意点
席次表のあいさつ文を書く時にも少し気をつけたいことがあります。
主に、言葉遣い、漢字の使い方です。
ゲストの中には、お祝い事の際には縁起物にこだわる方もいるので、そのような方が不愉快に感じないためにも、きちんとルールとマナーをおさえておきましょう。
あいさつ文を書くときに気をつけたいことは次のようなことです。
- 「忙」という感じは、「心を亡くす」と書くので、嫌われます。
「おいそがしい」とひらがな書きにするか「ご多用のなか」と言い換えるようにします。 - 「二人」という漢数字も、割り切れるものとして演技がよくないという考えがあります。
「ふたり」とひらがな書きにします。 - たとえば、「笑顔の絶えない家族」と書きたいときの「絶」という文字もよくありません。
ひらがなで書くか、笑顔があふれるなど、別の表現に言い換えましょう。 - 「まだまだ」「重ね重ね」「再び」などの重ね言葉も避けるようにします。
- 披露宴の招待状を書くときと同じで、句読点も使いませんので注意しましょう。
句読点を使うべきところは改行するか一文字分空けます。
実際に使えるあいさつ文の例文
本日はおいそがしいなか
結婚式披露宴へご出席いただき
誠にありがとうございますこの日を迎えられましたのも
温かく見守ってくださった
皆様のおかげと感謝しておりますここにお集まりいただいた皆様は
私たちにとって
思い出があり またお世話になった
大切な方たちばかりですこれから長い人生 いろいろなことがあるかと思いますが
ふたり力をあわせ 新しい人生を歩んでいきます未熟なふたりですが
今後とも 末永いお付き合いとご指導ご鞭撻の程
よろしくお願いいたします
二人で相談しながらオリジナルのあいさつ文を
文例を参考にしながら、二人のオリジナルなあいさつ文を作ってみましょう。
席次表のデザインによって、スペースが限られることもあります。
スペースが小さい場合は、無理に長文を詰め込む必要はありません。
書き方が心配な人は、式場の担当者に相談しながら書くと良いでしょう。
ゲストの中で、遠くから来てくださる人が多い場合は、「ご多用のところ また遠方からおこしくださり」とするのもオススメです。
ちょっとしたあいさつ文でも、あると席次表も引き締まって見えます。
ゲストへの感謝の気持ちをこめて、素敵なあいさつ文を作りましょう。
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