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二次会の成功の可否を握る司会者
向いている人や司会進行のポイントを徹底解説
カテゴリ:【 結婚式二次会の幹事 】
二次会の司会は、成功の可否を決める重大な要素です。
二次会を成功へと導く司会進行には、どのようなことが必要なのか、そのポイントを確認しておきましょう。
まさに司会進行こそが、二次会を成功に導くか、失敗へとなってしまうのかの瀬戸際といえます。
安易に考えず、司会進行こそがキモだという事をしっかり覚えておきましょう。
司会は幹事が行うのと専任を頼むのとどちらが良いのか
二次会の司会は、幹事が兼任することが多くあります。
中には、司会をする事こそ幹事のメイン業務と考えを持っている人すらいるほどです。
しかしながら、その一方で幹事は二次会の全体に目を配る必要もあり、司会進行を兼任するということは、当然その負担が大きくなります。
また、幹事が司会をしていると、何かプチトラブルや要確認事項が起こったとしても、司会している中、聞きに言ったりする事はできません。
よほど、司会進行が上手で運営にも慣れた方であれば、司会も幹事が行うので良いかもしれませんが、二次会をスムーズに成功へと導くという事を考えるなら、専任の司会を誰かにお願いするほうが安全だと言えます。
司会進行担当者に必要な素質
司会進行は、二次会の成功を左右するといっても過言ではないほど、重要な役目を持っています。
それだけ大切な仕事をお願いする人はどんな人が向いているのかを知っておきましょう。
もし自分が行うと思っている方であれば、下記の事が得意だったり出来るという方でないなら、潔く依頼する方が無難だと言えます。
時間的に余裕がある人
司会を頼む人は、幹事と直接会って打ち合わせなどをしてもらう必要があります。
どういったテーマで、どういった流れでといった事を知らずに司会をするとだいたいトラブルやぎこちない進行になりやすいです。
そのため、仕事で残業が多く時間が取れなかったり、育児に忙しすぎる人や、遠方の人だったりなど、時間が自由に調整しにくい人は避けたほうが良いでしょう。
人前で話すことに慣れていて、聞き取りやすい人
司会者は、見知らぬ人の前でも堂々と話ができるタイプの人でなくてはいけません。
人前で話すことに慣れている人、初対面の人にもマナーをもって接することができる人を選ぶようにします。
また慣れていて堂々としていても、癖であー、えー、といった言葉が頭に付きやすい方は聞いていて気持ちの良いものでも有りませんので避けましょう。
さらには、早口でないというのも大事です。
しっかり聞き取りやすい話し方で話せる方にお願いをしましょう。
機転の利く人
二次会は当日になってトラブルが発生したり、急な変更が必要になることが多々あります。
むしろ、何1つトラブルや予想外の事態がないまま進行が完了する事はないと思っておいた方がいいくらいです。
そんなケースにも焦って黙ってしまったりパニックに陥らず、臨機応変にしっかり対応してくれる人が良いでしょう。
二次会の司会者が決まった後のおおまかなスケジュール
二次会の司会を誰が担当するか決まった後は、その方と色々と細部を詰めていかなければなりません。
メールなどだけで済ませていると、思いも寄らない落とし穴があったりしますので、しっかり会って話して確認する事も大事です。
おおまかなスケジュールややることをまとめています。
幹事や各担当者との打ち合わせ
まずは幹事と司会者の打ち合わせをします。
二次会の内容やスケジュールなどについて、確認しておきましょう。
幹事以外のスタッフとの打ち合わせも、必要に応じて行います。
会場の設備などに関しては、会場スタッフとの打ち合わせも必要となることがあります。
音響や会場のセッティングなど、当日スムーズに司会進行ができるように、各担当者と必要に応じて確認しておくと安心です。
ざっくりとした台本を作成
二次会のだいたいの流れが把握できたら、実際に司会を行うために台本を作成しておくとスムーズです。
頭の中でイメージしていても、当日は緊張して意外とうまく出来なかったということもあります。
箇条書きで書くだけでも良いので、どのタイミングでどんなことを話すかを書き留めておくと、役立ちます。
当日の進行とプログラムの例
当日の流れについては、幹事や新郎新婦としっかりと打ち合わせを行います。
とはいえ、二次会の流れというのは、ベース部分はある程度決まっているので、基本の進行について例を挙げておきます。
開演前
ゲストの入場が始まったら、ドリンクや喫煙場所などの案内をします。
時間通りに始められそうかどうかも、ここでお知らせしておくと良いでしょう。
時間通りに開始できるかは、新郎新婦に左右されますので、しっかり連絡をとっておく必要があります。
新郎新婦入場
新郎新婦が到着し、準備がととのったら、入場になります。
二人が入場したら、乾杯をアナウンスします。
乾杯の音頭をとってくれる人を紹介して、マイクを手渡しましょう。
そのあとで、歓談に入る場合は、それをアナウンスします。
余興やゲームなど
余興やゲームなどを行うときには、そのお知らせをして、どんなイベントなのか説明と紹介をします。
司会者がそのままゲームの進行を担当することも多くあります。
また、ゲーム専用の司会や実行係がいる場合、特に問題になりやすいのが時間の管理です。
自分がそのまま進行するのであれば問題ないですが、誰か別の方がしたばあい、だいたい多くは時間が押します。
そこをしっかり伝えて時間通りに行えるように調整も必要です。
歓談
ゲームの余韻に浸りながら歓談になります。
何かの映像を流したり何かする場合は、少しアナウンスを入れる事もありますが、それら以外は司会者も少しの休憩や歓談を行う事も多いです。
退場とお見送り
閉場の時間が近づいたら、新郎新婦の退場をアナウンスし、ゲストにも退場の案内をします。
ゲストがスムーズに出口に向かってくれるように、誘導しましょう。
焦らず落ち着いて臨機応変に対応する事が大事
二次会では、思わぬトラブルが発生したりします。
え?そんな事起こるものなの?といったようなトラブルが発生する事が二次会ではどうしても多いです。
映像が急に切れた、音が出ない、設備が足りない、何かを紛失したなどなど、数え上げだしたらキリがないほど色々な事が起こりえます。
新郎新婦の遅刻など、あらかじめ予想できることは、その対応について幹事と打ち合わせのときに確認しておくようにしましょう。
どんなトラブルが起こっても、ゲストや新郎新婦が楽しく二次会を終えられるように、落ち着いて、臨機応変に対応することが必要ですし、それこそ腕の見せ所ですから、さすがと言われる司会進行を目指して準備しておきましょう。
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