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余興の大役を任された方必見!
結婚式や披露宴の余興でおさえておくべき基本とマナー
カテゴリ:【 結婚式の余興 】
結婚式の余興と言えば、やはり見所の1つと言えます。
上手に余興を行えば、会場の一体感や盛り上がり、満足度などが一気に高まりますし、親族からも良い友人や職場に勤めているんだなと安心してもらえる事になります。
一方で、下手な余興をしてしまうと、披露宴自体の評価が下がってしまい、新郎新婦にも大きな迷惑を掛けてしまう事になります。
ここでは余興に関する基本となるマナーやおさえておきたいポイントを解説していますので、余興の大役を任された方はぜひチェックして把握しておくようにしましょう。
参加者は自分たちだけでない!マナーはしっかり守る
結婚式に参加しているのは当たり前の話ですが、自分たちだけではありません。
新郎新婦の御家族、ご親族、そして友人から職場関係者など、老若男女それぞれが集まる場になります。
そのため、特定の誰かだけが喜ぶようなそんな余興は避けなければなりませんし、参加者が全員楽しめるというのを頭の中に入れておくようにしましょう。
決められた時間は必ず守る
結婚式というのは主催する側には何時開始で何時にお開きとしっかり時間が定められています。
そのため、新郎新婦はその時間内に完了できるように、ウエディングプランナーの方と何をどのタイミングでどのくらいの時間で行うかというのを事前に綿密に打ち合わせしています。
余興は比較的行うのは披露宴の後半です。
そのため、この余興で定められた時間を大幅に超してしまうと、終わりの時間までの残りのイベントなどを中止しなければいけないといった自体も出てきてしまいます。
場合によっては全部行うために、非常に進行に無理があるようなスピードで押し気味に行わなければいけないなど大迷惑をかけてしまいかねません。
くれぐれも、定められた時間で余興が終わるようにしっかり守りましょう。
露出や過剰演出などは絶対にNG
結婚式の余興でよく起こりがちな場ですが、この露出というのは見る側からしたら楽しいものではありません。
よく知っている人達同士なら、まだ楽しめるかもしれませんが、その人や関係を何もしらない人がいきなり露出しても楽しいどころかただただ不快に感じるだけです。
特に余興を行う時間帯は、披露宴がある程度進行した後になり、その頃にはある程度のお酒などを飲んでいる可能性もあるため、ついつい気が緩んでしまいがちになります。
特に男性などはお酒が入って脱いだという失敗談は若い頃ならよくある話ですが、それを結婚式の大事な場で行わないように注意しましょう。
多少の露出であれば余興の演出の一環として楽しんでもらえますが、下着姿になったりなどは見苦しいので避けるようにしましょう。
どうしてもという場合は、二次会など親族が参加されない友人達だけが参加する場などで、新郎新婦に許可を取ってから行うようにするのが無難です。
同じように、過剰すぎるような演出も避けましょう。
お酒の一気飲みや、何かの暴力的なものなど、皆が見て楽しめるという内容でない限りは、余興のアイディアとしては避けるのが望ましいです。
事前準備や打ち合わせ・練習は徹底的に行う
余興は1人で行う場合もありますが、どちらかというと複数人数で行う事が多いかと思います。
ある程度仲の良い数人などで何かをするというのが一般的な余興では多いですが、この複数人数が余興を行うという場合は注意が必要です。
多いのは芸能人などで流行ったダンスを行ったり、何かしらのゲームなどを行ったり、サプライズを行ったりなどがあるかと思いますが、本番は思っている以上にうまくいかないという事を肝に銘じなければなりません。
そのため、事前の準備、打ち合わせ、練習はできる限り何度も何度も繰り返して行っておくべきです。
着替えがいるなら、どのタイミングでどれくらいの時間がかかってなども綿密に時間を計測しておく必要があります。
何かサプライズがあるならタイミングが命になりますから、それらも全部計算した上でやらないと、失敗すると場がしらけてしまいます。
何より、事前練習をどれだけしたとしても、本番の環境での練習はできません。
同じ会場で練習できないため、しっかりどういった会場でどういう配置の中で、自分たちは余興を行うのかなどもしっかり聞いた上で、準備する必要があります。
当日は当然緊張もするものですし、思ったより手間取ったりする事も考えられます。
そういった事も全て想定した上で、事前準備をし、練習しておく事が必要になります。
身内ネタやマニアックなネタはしてはいけない
余興でよくしてしまうミスの1つに、身内ネタで場がしらけてしまうというのがあります。
余興で何をするかというアイディア出しなどの際には、余興を担当するメンバーでしか基本的に打ち合わせをしません。
そのため、仮に身内ネタであったとしても、当事者からしたらとても面白いものに感じてしまい、第三者の目がないためそれを採用してしまう事があります。
そうなってくると、他の列席者の方には、何が面白くてどこで笑ったり合いの手入れていいのかすらわからないといった、非常に場がしらけてしまう事になりかねません。
学生時代や職場で受けに受けてたネタや、上司●●の物まねなどは、その場にいた人達からしてみれば大爆笑ものかもしれませんが、その場にいなかった人からすれば、ただのつまらない1シーンでしかありません。
特に友人関係で余興をする場合は、悪ノリやおふざけなどもついついしてしまいがちになるため、くれぐれも注意しておきましょう。
映像や音響を使う時は会場との打ち合わせをしっかりと
余興でよく行われる1つに、参加できない地元の友人たちから祝福コメントや、新郎新婦との想い出などをDVDにして流したりしながら何かをするといった事があります。
これはこれで非常に良い余興アイディアの1つですし、ぜひ行えるなら行うべきではありますが、注意点が1つだけあります。
というのも、その映像や音楽を流す場合、きちんと本番会場で流す事ができるかどうかを確認しなければならないからです。
家のパソコン、家のテレビなどでは流れたけど、ホテルや式場などでは規格が違って使えないという事もありますので、そうなるとただただ映像や音楽が流れない不穏な空気に包まれてしまいます。
せっかく作った力作のDVDや映像などが流れないのは悲しすぎますし、場もしらけてしまいますから、そういった映像や音響関連を使う場合は、本番の式場やホテルなどの規格や注意点などをしっかり聞いておきましょう。
可能であれば、一度それで再生などできるか試すと安心できますので、可能かどうか聞いてみましょう。
結婚式の余興の本来の目的を忘れないように
結婚式の余興というのは、自分たちが目立つための場ではありません。
余興の目的としては、色々あるとはいえ、新郎新婦に祝福を楽しく伝える事、そしてそのご親族に安心してもらえるようにする事も目的の1つとしてあります。
くれぐれも、変な事をして新郎新婦や関係者に迷惑をかけるような事は避けましょう。
とはいえ、マナーでガチガチになりすぎないようにも注意
こうマナーを書いていくと、ついつい心配性になりすぎて、無難中の無難な余興に落ち着いてしまう事があります。
それはそれで、余興を楽しみにしている人達からしても少し物足りない感が出てきてしまいますので、マナーを意識しながらもマナーばかり考えてしまうのも得策ではありません。
主役の2人や親族に迷惑をかけないようにしながら、皆が楽しめるそんなアイディアを出していく事が、余興という大役を任された人の腕の見せ所ですから、頑張っていきましょう。
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