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二次会の成功は予算組ができてこそ
幹事のための二次会予算の組み立て方を解説
カテゴリ:【 結婚式二次会の幹事 】
何事もそうですが、予算をかければかけた分だけ出来る事は増えます。
しかしながら、予算が青天井というものはなく、結婚式の二次会においても予算という問題はどうしても付きまといます。
そのため、二次会の予算を組み立てるのに、頭が痛い、まさに今悩んでいるという幹事や新郎新婦も多いかもしれません。
特にこういったイベント毎の主催側に慣れていない人ですと、そもそも何をどう計算し考えていけば良いのかも分からないという事態にすらなりかねません。
そこで、今回は二次会の予算を考えるときに、抑えておきたいポイントを確認しておきましょう。
基本的な二次会予算の考え方
予算を決める上で、非常に大事で密接に関係するのがゲストの参加人数とその会費です。
人数が多ければ多いほど、会費もその額は多くなりますし、必要経費もふくれあがっていきます。
一般的には、二次会の会費を決める際には2パターンあります。
予算を先に決めて、必要額を会費として徴収する
会場や料理、演出などにいくらかかるかをある程度ざっくり把握した上で、予算を50万と仮にした上で、そこから参加人数で割って1人あたりの会費を決める方法です。
例えば、予算を50万円とした上で、参加人数が50人だった場合、会費は1万円としていただく形になります。
こうすれば料理やドリンク、演出にもある程度こだわりを持って二次会を行えますが、当然参加するゲストの負担は大きなものとなります。
会費を先に決めて、全てを会費内で調整する
どこで何をするかは後回しで、ゲストの会費を先に決めてしまう方法です。
1人あたり、7,000円にすると決めて、そこから集まる合計参加費を予算として考えます。
例えば、50人が参加するとなった際に、50人×7,000円=350,000円と算出し、この35万円以内におさまるように予算を決めていく方法です。
ゲストの負担額を少なくする事はできますが、会場のグレードや料理、演出などどこかに妥協をする必要が出てくる可能性もあります。
当日キャンセルは起こる前提で考える
披露宴などと違い、二次会は当日キャンセルはどうしても発生しやすいものです。
そのため、当然起こるという前提で予算組みをする必要があり、参加人数の5~10%を見込んでおく事も忘れてはいけません。
つまり、50名招待客がいるなら、そのうち3~5名にはキャンセルがでるものとして計算しておき予算組みをしていきましょう。
実際の二次会にかかる費用にどんなものがあるか
二次会にかかるのは、会場を借りる費用や料理やドリンクの費用だけではありません。
二次会の費用とはどんなものがあるのか、まとめてみましたので参考にしてみてください。
- 会場費(会場使用料、貸切料金)
- 飲食費(料理、ドリンク、ケーキなど)
- 装飾費(内装の飾りつけ、ウエルカムボードなど)
- 音響関連費(CD、マイク、楽器、レンタル料、使用料など)
- 映像関連費(プロジェクタ、スクリーンなど)
- 演出費(バンド演奏やムービー編集など)
- 備品代(余興や演出の備品、小物の購入)
- ギフト代(ゲームの景品、プチギフトの購入)
- 幹事、お手伝いのお礼(交通費も含めて)
- 招待状郵送費(招待状を郵送する場合)
- 雑費(その他)
- 予約金(会場予約の際に必要なケースが多い)
つい会場費や料理・ドリンクに意識がいきがちですが、ゲーム関連や演出関連にも費用はどうしてもかかりやすいです。
ついつい忘れてたや、この予算どうなってたっけ?とならないように、しっかり打ち合わせて決めておきましょう。
会費を決める上で注意したいこと
会費は高く設定すれば、二次会の料理に凝ったり、余興に予算をかけることもできます。
一方で、会費が高すぎるとゲストに負担をかけることになり、キャンセルが出たときの負担も大きくなります。
基本的には、披露宴のご祝儀の半額くらいが最高金額として設定するのが相場ですが、実際にそこまでの額を会費にする事は稀です。
管理人も何度も参加してきましたが、ご祝儀の3分の1くらいかその少し下くらいの会費が多かったです。
もちろん、出席するゲストの年代によっても代わってきますので、会費の相場もそれにあわせて変わってきます。
お金のことは新郎新婦と幹事の間できちんと話し合っておくことが大切です。
ゲストは結婚式や披露宴で、すでに大きな金額を使っているため、ここでさらに大きな出費は非常に残念な気持ちにさせてしまう事にも繋がります。
とはいえ、安く設定する事で、新郎新婦2人の負担が大きくなって、険悪な雰囲気になるというようなケースは避けたいものです。
予算は余裕をもって立てるようにしましょう。
二次会などのイベントにアクシデントはつき物というスタンスで考えておくようにしましょう。
できるだけ多めに予算を取っておくことで、多少のトラブルがあったとしても、予算オーバーを避けることができます。
会場の支払い金額や支払い方法も再確認しておく
予算を立てる上で、会場にかかる経費を勘違いしていた!なんてことがないように、会場費や飲食費は何度でも確認しておきましょう。
また、当日キャンセルが出てしまったときや、逆に予定よりも参加人数が増えてしまったときに、会場に支払う料金がどのように変わってくるかも確認しておく必要があります。
その他にも、予約金や保証金、支払いのタイミングもいつどこで支払うのかなどもきちんと把握しておかなければ最後がグダグダになってしまいかねませんからしっかり確認しておきましょう。
お金に関わることは、何かとストレスの多いことです。
しかしながら、お金に関する事がトラブルに最も繋がりやすい事ですから、面倒でも1つずつしっかりと片付けていくように心がけていきましょう。
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